ctcの社会貢献活動 地域社会

お子さんたちが
“ひとつの場所”に集まって
“ひとつの企画”に参加する
ことが意味のあること。

三重大学医学部附属病院
写真左より 平山 淳也さん (小児科・病棟医長)
平山 雅浩さん (大学院医学系研究科・教授)
天野 敬史郎さん (小児科・外来担当)
※インタビューは2019年1月時点のものです
Interview

ご賛同先様
VOICE.

03

平山(淳)
どうしても入院生活はマンネリ化しがちで、長くなればなるほど目が虚ろになってきたり…明らかに疲れている表情を見せるお子さんもみえます。半年から1年間、治療を頑張ってもらわなければいけないお子さんの毎日の中に、外泊ほどの気分転換ではないにしても、「げんきのまど」を通じて“新しい遊び”を提供してもらえることはとても大きなことだと思っています。
平山(雅)
例えば、骨髄移植の場合、最初は無菌室に入ってしばらく出られない時期が続きます。外泊できるまで早くて3ヶ月、長い子だと半年以上の入院生活の中で、気持ちや目先を変えてくれる「げんきのまど」は貴重な時間です。
平山(淳)
普段は遊びに制限をかけて我慢してもらっている子も多いですので、「げんきのまど」がいい気分転換になっているはずですし、何か楽しみにできることがあることは、気持ちが前を向ける理由にもなっていきます。お子さんにとって、“ひとつの場所”に集まって“ひとつの企画”に参加することがとても意味のあることで、普段接することのない子とのコミュニケーションが生まれるきっかけにもなりますね。
平山(雅)
入院しているお子さんはもちろん、付き添いのお母さんもお子さんの笑顔を見ることができる瞬間があると、付き添うことへの力の源になっていくと思います。

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